
ボーカルの生徒さんにも
ピアノの生徒さんにも、
最近同じ事を言われたのですが
「ふと我に返ると間違える」
「考え過ぎちゃって失敗する」
ボーカルで
なかなか音程を取れない生徒さんが、
講師のリードにうまく「のせられて」
少しずつガイドメロディを外して
完全にアカペラになってもちゃんと歌えてるときがある。
ただしそこで、
「ええと次の音は?」と改めて考えてしまうと、
とたんに取れなくなる。
今までの「音の取れない自分」に戻ってしまうのですね。
何かができるようになろうとしている時というのは、
今までの自分の行動パターンと違う事が起こるのです。
「ええと次の音」と考えなくても、自然に次の音が出て来るようになる。
その流れに身を任せて文字通り無我夢中になっていれば
やがて「出来る事」が当たり前になる。
そのときに頭を使い過ぎると
「(今までの自分だったら)出来なかったはず」という心理が顔を出してしまう。
「我」に返る、
つまり「出来ない自分」に戻ってしまうのです。
子供が芸事の上達が早いのは、
「頭で考えすぎる」事がないからだと思います。
そして、しがみつくべき「自分」がまだ確立していない。
大人になるほど、「我を失う」状態が怖いものになってくるのでしょうね^_^
大人は子供を見習うべきかもしれませんね。
レッスンに来られるときは「無」の心境で。
「いつもの自分と違う」と思っても我に返らないで!!